担当している業務内容を教えてください
お客さま一人ひとりにぴったりのスマホやプランをご提案するのが私の仕事です。
私の所属する店舗は、大型商業施設内にお店を構えており、週末には催事も行います。店舗にご来店いただいたお客さまだけではなく、催事場でも多くのお客さまと接する機会があり、より多くの声を聞ける環境です。お客さまの声から、新しいサービスへのヒントを得ることも多く、やりがいを感じています。
新機種が出るたびに勉強会に参加し、常に最新の知識を習得しています。お客さまに役立つ情報を分かりやすくお伝えし、最適なプランをご提案できた時、お客さまから感謝の言葉をいただけるのが大きな喜びです。
最近では、後輩の育成も担当しています。教えることは、自分自身にとっても学びの多い経験だと感じています。どのような伝え方が最適か、知識習得のためにどのような工夫ができるか、常に課題を見つけ、修正を繰り返しております。お客さま、一緒に働く仲間、何よりも自分自身のために、これからも成長し続けていきたいと思っています。
入社したきっかけを教えてください
就職活動中に、先輩社員から仕事内容を聞いたことがきっかけでした。携帯業界は当初考えていませんでしたが、『人に何かを伝えることが好き』という自分の性格と、大学で学んだ機械の知識を活かせる仕事だと感じ、面白そうだと考えました。
学生時代は、スマートフォンの機能に興味を持っていて、カメラ性能の違いやGoogleレンズ等のAIに関係する機能について、友人に使い方を教えたりしていました。今、その経験が活かされていると実感しています。
入社前後で感じたギャップはありますか
携帯ショップでの仕事は、単なる商品の販売を行う仕事ではないという点が、一番感じたギャップです。
お客さま一人ひとりの「悩み」や「利用シーン」を深く理解し、最適なプランや端末をご提案することは、単なる商品の販売を超えた、お客さまの生活をより豊かに、より便利にするためのサポートだと感じています。
例えば、「安くしたい」というお客様がいらっしゃった場合、単に安いプランを提案するのではなく、その方のスマホの使い方や利用頻度を詳しく伺い、より最適なプランをご提案します。お客さまがまだ気づいていないような、よりお得な組み合わせや便利な機能など、ニーズに合ったプランをご提案することで、お客さまの満足度を高めることができるからです。
お客さまのお話にじっくり耳を傾け、お客さまの立場に立って考えること。そして、常に最新の知識を習得し続けること。これらのことが、最適なご提案をするために不可欠だと考えています。
印象に残っているエピソードはありますか
お客さまとの出会いで、仕事への向き合い方が変わった経験があります。
入社後間もないころ、お客さまからのご要望を、自分の知識不足によりお応えできないことがありました。解決策を探すのに時間がかかったにも関わらず、お客さまから言われた「一生懸命対応してくれてありがとう」という言葉が、私の心に深く残っています。
それまでは、社会人としての経験が浅く、お客さまへの丁寧な対応がぎこちない部分があったと感じています。しかし、この経験を通して、お客さま一人ひとりに真摯に向き合い、全力でサポートしたいという気持ちが芽生えました。
今では、お客さまの「困った」を「ありがとう」に変えるために、携帯電話のことだけでなく、「伝え方」や「接客スキル」に関する知識の習得に励んでいます。
一緒に働く先輩はどんな人が多いですか
入社当初、社会人経験のない私は、先輩方とのコミュニケーションに不安を感じていました。しかし、皆さん気さくで、積極的に話しかけてくれたおかげで、すぐに打ち解けることができました。
共通の趣味を持つ先輩も多く、休憩中や勤務時間外の時間では、仕事の話だけでなく、プライベートの話も楽しんでいます。
月に一度自分から誘って皆で食事会に行ったり、自宅が近い先輩とは休日にも一緒に出掛けたりと、社内外問わず、皆で仲良く過ごしています。
先輩方からいただいた温かいサポートに感謝し、私も後輩が入社してきた際は、積極的にコミュニケーションを取っています。
普段から話しやすい雰囲気を作ってくれているからこそ、仕事で困ったときにも相談しやすい環境が整っているなと感じています。
業務を通して身についたスキルや成長できたと思う点はどういったことがありますか
仕事を通して、言葉遣いやコミュニケーションスキルが大きく成長したと感じています。お客さまとのやり取りの中で、敬語の使い方や、言葉の選び方一つひとつに気を配る大切さを学びました。その結果、お客さまとの関係が深まり、より良いサービスを提供できるようになったと感じています。
プライベートでも、お店で店員さんとお話しする機会が増え、良好な関係を築けるようになりました。これらの経験を通して、相手の気持ちを考え、心地よく過ごせるようなコミュニケーションの大切さを実感しています。